子供から大人まで興味を引き付ける存在である「恐竜」は、主に博物館や科学館で展示されているほか、夏期間にイベント会場、コンベンションホール等で大きく開催される恐竜展でも見ることができます。
恐竜展示を得意とするわたしたちの視点で、恐竜に会える、学べる施設の種類についてご紹介します。
目次
かっこいい、謎が多い、大きい、強そう、怖いといった様々な魅力のある恐竜ですが、本や図鑑だけでは物足りず、実際の大きさと迫力を感じてみたいという方は多いのではないでしょうか。
恐竜の化石や復元模型の展示は、実際の大きさだけでなく、体の構造や特徴、他の恐竜との比較など、より多くの気付きがあると思います。
恐竜についてもっと知りたい、学びたいときは、ぜひお近くの恐竜イベントや、いつでも恐竜が見られる博物館に足を運んでみて下さい。
恐竜の骨格標本や生体復元模型は、博物館をはじめとする文化施設で展示されています。
博物館は、資料収集・保存、調査研究、展示、教育普及といった活動を一体的に行う施設であり、実物資料を通じて人々の学習活動を支援する施設としても，重要な役割を果たしています。
恐竜の骨格標本や復元模型が展示されている博物館は、日本ではおよそ80施設存在します。
また常設展示のほか、企画展、特別展などで、通常よりも多くの恐竜が集合し展示される機会があります。恐竜の展示がされているお近くの博物館を探してみてください。
大規模な展示会場、コンベンションホールで恐竜展が開催されるのは主に夏の期間が多いです。
博物館で企画される大型の恐竜展も同様ですが、こうした化石や恐竜の展示会は、企画から会期まで数年をかけて作り上げられており、様々な分野の専門家による共同作業によって作られています。
大規模な恐竜展は海外から貴重な展示物が集まることもあるため、気になったタイミングで行っていただくのが良いと思います。
美術館は、美術作品を収集して保存し、展示するというのが主な役割であるため、恐竜などの化石や復元模型を常設展示している施設は少ないです。
しかし施設によって恐竜をテーマにした絵画の展覧会や古生物がテーマの美術展を企画・開催する場合もあります。美術・アートのイメージが強い美術館であえて恐竜展を開催する例もあり、一つに恐竜展示といっても様々な展示方法、楽しみ方があると言えるでしょう。
原生動物の調査研究や、種の保存、保全が主な目的であるため、恐竜の化石を常設展示しているところはほぼないと思われます。
一方で古生物の化石標本や復元模型の中には、恐竜と同じ時代に生きていた哺乳類、海棲爬虫類などの生物の資料も存在します。見かける機会があれば、ぜひ比べてみてください。
自然科学の分野で学術的な恐竜展示もあれば、遊び、楽しさ、面白さにフォーカスした、エンターテインメント要素のある恐竜を楽しむことができます。
恐竜が生きていた時代が舞台になっている、恐竜がテーマの作品がもとになっているなど、恐竜が登場するアトラクションを見聞きしたり実際に訪れたりしたことがある方もいるのではないでしょうか。こうした賑わいを見れば、恐竜ファンだけでなく、老若男女多くの人の興味を集める存在であることが良くわかります。
このようなエンターテインメント施設で見られる恐竜展示は、恐竜が生きていた時代の環境や世界観を感じることができるものが多く、実際に体験、体感しながら楽しむことができます。
春休み、夏休み、冬休み、ゴールデンウィークのほか、正月休み、シルバーウィークなどの各季節の大型連休に合わせて開催される場合が多いです。子供だけでなく、親子や家族で楽しめるコンテンツが用意されている場合もあります。
また楽しく遊ぶ要素だけでなく学べる要素もあるなど、恐竜ファンから一般のイベント好きのお客様まで、様々なコンテンツが楽しめる催し物の例もあります。
こちらも春休み、夏休み、ゴールデンウィークなど、シーズンに合わせた開催が多いです。とくに恐竜に関連していえば、化石発掘体験、専門家による恐竜展示ツアーといった貴重な体験ができる企画もあります。
なおこうした体験型のイベントやワークショップは予約が必要な場合が多いので注意しましょう。
日本でも、恐竜をコンセプトにしたカフェやレストランなどの飲食店、宿泊施設が存在します。
恐竜の模型が展示されていたり、恐竜に関連するサービスやメニューがあったり、大好きな恐竜に囲まれて非日常感を存分に楽しめるのが魅力的です。
私たち中央宣伝企画は、恐竜展の企画・設計・施工を手がける企業です。恐竜の骨格標本などの特殊な展示物の取り扱いや標本調達・手配、輸送、組み立てや解体など、専門的な技能を持ち合わせたスペシャリストが在籍しており、全国から展示に関するご相談を受けています。
またこうした実績とノウハウをもとに、恐竜をテーマにしたイベント、子ども向けワークショップなどの企画・運営なども行います。
詳しくは下記のページでもご紹介しております。
中央宣伝企画株式会社
文化・恐竜事業のリーダー
