皆さま こんにちは。
私たち中央宣伝企画は、2020年12月1日に新しいオフィスへ移転しました。
私たちのオフィス移転で培ったノウハウを皆さまにもお伝えしたいということで、色々な立場の社員が語る連載コラムという形で発信していきます。
新しいオフィスの空間デザインや、実際どのように使っているか、また、そもそもなぜ移転に至ったかの経緯、実際に移転を成功させるまでに直面した課題や解決策などもこのコラムでお話していきます。
連載第一弾は「中央宣伝企画のオフィス改革」と題して
私たちがどのような新オフィスを目指し、実際にどのような形で実現したのか、テレワークを導入している私たちが、なぜ移転を決めたのかについてご紹介します。
オフィスの広さは40坪。以前のオフィスの面積の1/3とかなりコンパクトになりました。
こちらは移転後の新オフィス。
移転から早4か月、小さいオフィスですが、社員によって使い方は様々です。
無駄なスペースがなく整理整頓されているので、必要なものにすぐ手が届きます。各動線が短いのでテキパキと動け、時短になっています。
(営業 男性)
フリーデスクやホワイトボードが自由に移動できるので、その場で机をくっつけてチームと一緒に作業できる点が気に入っています。
(新入社員営業 女性)
個人デスクがないので、いつでもどこでも誰でも横並びでいられ、話しかけやすくなりました。オフィス自体も見通しのよい明るい雰囲気で、距離感が近くなった気がします。
(営業 男性)
外が見える開放的なカウンター席で、リフレッシュしながら仕事ができています。今までデスクにこもるように仕事していたので、新鮮な気持ちです。
(デザイン・営業 女性)
弊社では2017年からテレワークを導入していたのですが、なかなか社員には定着せず、新型コロナウイルスの流行を機に、一気にテレワークを中心とした働き方へシフトしました。
こちらは、移転直前の弊社オフィスの様子です。
テレワーク本格開始後は、広い空間を持て余し、人がまばらで、ガランとしています。
それから、およそ2~3ヶ月にわたって出社率などの実態調査を行い、働く環境の最適化を考えた結果、オフィスの縮小移転を決断しました。
私たちは、テレワークが中心となった今「オフィスはどうあるべきなの」かについて、話し合いを重ねました。
出社する人数が減ったからといって、ただ面積を縮小するだけでは、オフィス改革どころか、オフィスの価値が失われてしまいます。
これまでの仕事を振り返りながら、話し合いを進めていくと『オフィスデザインを一から見直すことで、人と人とのコラボレーションとコミュニケーションを円滑にできる、魅力あるオフィスづくりにチャレンジをしよう!』という気持ちが一つになり、単にオフィスは仕事をしに行く場所ではなく、「共創のための基地(コワーキング・ベース)」であるという考えにまとまりました。
私がオフィスデザインを進めるにあたり大切にしたのは、以下の3つです。
次回からは、この3つをなぜ大切にしたのか、それをどうやって実現したのかをお話ししていこうと思います!
オフィス設計を進める際は、自社にとってオフィスをどのように位置付けるかが重要です。
位置付けを決めた上で、オフィスに必要な機能を整理しながら、ミニマムな構成を目指していくことで、働く環境の最適化を進めることができます。