四国水族館 企画展『龍宮の景』

博物館・美術館・水族館

四国水族館は、四国県のダイナミックな水景を69の水槽で表現をしています。
弊社は70番目の“水を使わない水景”『龍宮の景』の企画立案から施工まで携わりました。

 

水を使わない水景『龍宮の景』のご紹介

四国の地に残る浦島太郎伝説、各地の海を司る神の宮建立の由来に龍宮が登場するものも少なくありません。
『龍宮の景』は、こうした龍宮伝説を背景に、 四国水族館独自の解釈による “水を使わない水景“として、仏師の松久佳遊氏、書家の柏木白光氏、光の切り絵作家の酒井敦美氏、3人の女性アーティストと共に創り上げました。
海から龍宮城へたどり着くまでの光景を3つのゾーンで構成し、美しい美術作品と演出効果によって幻の龍宮を再現しています。
※龍宮の景は、四国八十八ヶ所霊場会様に企画ご協力をいただきました。

<龍宮の景 ZONE1:海への誘い>

龍宮の景 ZONE1:海への誘い

仏画の世界では珍しい「水中の精霊」を描いています。優しくダイナミックな作品と香りや照明の演出により、期待感を高めながら私たちを龍宮城へと誘います。
2種類のブラックライトを調光し、海の底の揺らぎや、見え隠れする驚きを表現。カラーブラックライトにより、仏画の美しさを損なわないよう工夫しました。

<龍宮の景 ZONE2:龍宮への回廊>

龍宮の景 ZONE2:龍宮への回廊

深海にたどり着くと、そこは、四国にまつわる神と仏の特別なエネルギーを感じられる場所。守護仏、十三仏、干支仏の仏画と経典文字や梵書の美しさとのコラボレーションを表現しています。 泡のはかなさ、梵字の鋭角な輝きを同時に表現できるよう調整をしました。

龍宮を表現する方法に「梵字」を採用

龍宮を表現する方法に「梵字」を採用

仏様をあらわす「梵字」は中国の史書によると「龍宮」から持ち帰ったとされており、讃岐の郷土が生んだ偉人である「弘法大師 空海」により中国から持ち帰られ、各地に広がり、四国八十八ケ所霊場に今も受け継がれているそうです。 行燈壁により、金色の経典文字と作品が浮かびあがります。

<龍宮の景 ZONE3:龍宮殿>

龍宮の景 ZONE3:龍宮殿

たどり着いた幻の龍宮殿。 彩り豊かな光の切り絵によって煌びやかで神秘的な水中世界を再現しています。 龍宮門のような凹凸のある創作物へ切り絵を照らし合わせることにより、味わいのある空間を演出しています。

<龍宮の景 おまけ:四国の方言を話す乙姫>

龍宮の景 おまけ:四国の方言を話す乙姫

龍宮城玉手箱を模したおみくじ機の制作や、 御朱印帳などの商材デザインも、私たちが手掛けております。

四国水族館にお越しの際は、ぜひ『龍宮の景』へお立ち寄りください。

『龍宮の景』特設ページ
https://shikoku-aquarium.jp/information/ryugu.html

四国水族館 公式HP
https://shikoku-aquarium.jp/

四国水族館 企画展「龍宮の景」
完成年月
2020年3月
実施場所
四国水族館(香川県)特別展示室
クライアント
株式会社四国水族館開発
業務内容
四国水族館 企画展「龍宮の景」 企画・基本設計・実施設計・施工