山種美術館【特別展】 小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才― 開催のお知らせ

2023.05.22

2023年5月20日(土)~7月17日(月・祝)まで、山種美術館にて、小林古径の生誕140年を記念した特別展を開催いたします。

近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径(こばやしこけい)(1883-1957)と速水御舟(はやみぎょしゅう)(1894-1935)。二人には11歳の年齢の差がありますが、彼らの画業をたどると多くの共通点が見出せます。
古径と御舟はともに歴史画・人物画から画業をスタートさせました。1914(大正3)年に再興された院展で活躍した二人は、大正時代半ば以降、細密描写による徹底した写実へと同時期に作風を変化させています。また、実業家・原三溪から支援を受けたことも共通しています。
さらに、それぞれの渡欧体験を経て画風を確立し、互いに尊敬し合う切磋琢磨した仲でもありました。

古径の生誕140年を記念する本展では、古径の代表作である《極楽井》(東京国立近代美術館)、《出湯》(東京国立博物館)、《清姫》、御舟芸術の粋ともいうべき《炎舞》【重要文化財】、《翠苔緑芝》をはじめ、初期から晩年までの名品の数々を展示し、二人の交流を示す作品や言葉もあわせて紹介します。
互いに刺激を受け合いながら、 時代の先駆けとなって活躍し、同時代や後世の画家たちに大きな影響を与えた、特筆すべき二人の天才画家の軌跡をご堪能ください。

※本展覧会では、看板制作、グラフィックデザイン、章解説サインのデザインから製作など、展示設営サポートを弊社にて担当させていただきました。
イベントの開催日程などの詳細情報につきましては、山種美術館 公式ホームページからご確認ください。



展覧会名:【特別展】小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―
開催場所:山種美術館

開催期間:2023年5月20日(土)~7月17日(月・祝)
      ※ 会期中、一部展示替えあり。前期:5/20(土)-6/18(日) 後期:6/20(火)-7/17(月・祝)
開館時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
     ※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合がございます。
休 館 日:月曜日 [但し、7/17(月・祝)は開館]

入 館 料:一般 1400円 / 大学生・高校生1100円 / 中学生以下無料 (付添者の同伴が必要です)

※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円、左記いずれかのうち大学生・高校生1000円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引き、大学生・高校生100円引き(複数の割引・特典の併用はできません)
※複数の割引・特典の併用はできません。

入館日時のオンライン予約も可能です(詳細は同館Webサイトをご覧ください)。

▼展覧会の詳細はこちら
https://www.yamatane-museum.jp/exh/2023/kokei.html



小林古径と速水御舟